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「インデックスファンド比較サイト」をリリース

 ·   3 min read

※記事内に商品プロモーションを含むことがあります。

はじめに

「インデックスファンド比較サイト」をリリースしました。サイトの概要と、使用した技術についてまとめています。

公開したサイト

「インデックスファンド比較サイト」というそのままの名前です。
https://fund.helve-blog.com/

Home画面

サービスのHome画面です。TOPIX, S&P 500などの指数に連動するインデックスファンドの年間リターンを表形式で比較できます。
データは営業日の翌日(基本的に火曜~土曜)の早朝に更新されます。

インデックスファンド比較サイト Home

指数の詳細画面

画面左側のメニューなどから、指数の詳細画面に移動できます。

インデックスファンド比較サイト Topix

詳細画面ではファンドのリターンの差や、純資産額の変動などをグラフで比較できます。

インデックスファンド比較サイト return

開発のモチベーション

「インデックスファンド比較サイト」を制作した動機は、インデックスファンドを比較しているサイトが少なく、また更新頻度が低いことです。
常に最新のデータで比較をしているサイトがあれば便利だと思い、開発しました。

また、HTML/JavaScriptに疎かったため、これらの勉強も兼ねています。

技術面の話

以下は開発に使用した技術の話です。

使用した技術

使用した主な技術は以下の通りです。

  • スクレイピング:Python, GitHub Actions
  • ホスティングサービス:Cloudflare Pages, GitHub
  • JavaScript: Chart.js
  • CSSフレームワーク:Semantic UI

Pythonを使って、ファンドデータをスクレイピングし、公開用のJavaScriptファイルに加工しています。このPythonスクリプトをGitHub Actionsで定期実行しています。
GitHub Actionsについては、以下の記事も参考にしてください。
GitHub Actionsに入門する – Helve Tech Blog
GitHub ActionsでPythonスクリプトを実行する – Helve Tech Blog

HTMLやファンドデータを全てGitHub上で管理して、Cloudflare Pagesを使って公開しています。運用を簡単にするため、Mongo DBなどのデータベースは使用していません。

データをグラフで表示するためChart.jsを使用しています。

レイアウトを整える手間を省くためにSemantic UIを使用しましたが、サイトのロードが長くなったのは反省点です。時間に余裕があれば、CSSは自分で書いた方が良いですね。

運用費用

サイトの運用費用は0円です。
サイトの転送量はCloudflare Pagesの無料枠に、スクレイピングの実行時間もGitHub Actionsの無料枠にそれぞれ納まっています。
また、このブログのサブドメインを割り当てたので、ドメイン代も0円です。

制作期間

制作を開始したのが2021年8月、リリースが12月上旬なので、制作期間は4か月弱です。ただし、並行してブログ運営も行っていたので、実質の制作期間は1か月ほどだと思います。

また、GitHub Actionsによるスクレイピングの安定性を確認するため、上とは別に1か月程度様子を見ていました。

おわりに

つみたてNISAなどが整備され、インデックス投資がしやすい環境になっています。
インデックスファンド比較サイト」をファンド選びの一助に活用していただければ、開発者冥利に尽きます。

※くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。

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Helve
WRITTEN BY
Helve
関西在住、電機メーカ勤務のエンジニア。X(旧Twitter)で新着記事を配信中です

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